トルコのエルドアン大統領はトルコを、世界で10位以内の大国にすると宣言した。この宣言は、マラテヤ東部の橋の落成式での、挨拶のなかで語られたものだ。彼は演説のなかで、トルコを世界で10位以内の、経済大国にすると語っている。
エルドアン大統領はいま世界で進められている、メガ・プロジェクトの大半は、トルコで進められていると語り、今後は宇宙技術、ハイテク、人工知能の分野で、未来を開いていく、とも語っている。
彼は『我々は強力なインフラから、導きだされる勇気をもって、全ての分野で目標を引き上げ、能力を高め、新生産地域を拡大していく』とも語った。
エルドアン大統領一流の大風呂敷だろうが、それを進めるためには、まずトルコ経済を健全なものに、しなければならないのではないか。トルコは外国からの投資が、資金の主要な部分を、占めているのだが、このところ、トルコへの外国からの投資は、減少傾向にある。