『トルコは韓国とよく似た国家』

2020年12月26日

 最近ネットを見ていてつくづく感じるのだが、小物国家が大口をたたくのは、精一杯の見栄であり、国民を騙して政府に従わせる、策なのであろうか。どうもトルコは韓国に似てきているような気がする。あるいは元々このトルコと韓国は、似た者同士の国なのかもしれない。

 韓国は世界に新しい発見をした発明をしたと騒ぎ、何々は自国で作れるようになったと言っているが、ほとんどが嘘であり、既存の製品も問題が次々と露見してきており、国際的な信用は下がっているようだ。挙句の果ては日本への、援助申し込み強要だ。

 そうしながらも、韓国は日本に見栄を張りながら、裏では日本にぶら下がろうと必死で、食い下がってきている。日本人の多くは見っとも無いことを、と思っているに違いない。子供の頃に喧嘩すると弱い奴は、遠くまで逃げた後『おまえのかーちゃんでーベーそー』なんて悪口を言って逃げて行ったものだが、それに似ているではないか。

 トルコも然りであり、精一杯の見栄をヨーロッパ諸国に張り、それでも自国民や難民をヨーロッパ諸国に、どんどん送り出しているのだ。そして二言目には、昨日ヨーロッパ諸国に言った失礼な発言を、忘れたかのようにぶら下がろうとしている。

 イスラエルに対してもそうだ。一時期は大国オスマン帝国はイスラム世界の覇者であり、代表してユダヤ国家イスラエルを非難する、という立場を採っていたが、ここに来てあわてたのか、イスラエルとの関係改善を、しきりに繰り返している。

 トルコがイスラエルに対して接近策を取り始めたのは、同国の経済がぼろぼろになってきていることと、これまで上手く行っていた、トランプ政権との裏の協力関係が終り、アメリカによるトルコ締め付けが始まることを、気にしているのではないだろうか。

 最近、中東諸国は押し並べて、沈黙しているように感じられるが、それはトランプ大統領からバイデンに権力が移った場合、自分の国はどうなるのかと言う、不安からではないだろうか。

 つまり、中東諸国はアメリカの政権交替が、明確になるまで様子見を、決め込んでいるような気がする。イラン、サウジアラビア、トルコなどがその典型であろうが、トルコは相変わらずそうした情況を正視することもなく、大国ぶって見せている。その付けは大分大きいのではないか、と思われるのだが。トルコのEU諸国に対する対応も然りだ。

トルコはマグレブ圏では、軍事力を前面に出し、力による外交を展開する積もりのょうだが、そんなことをしたら、ヨーロッパ諸国からもアメリカからも、しっぺ返しを食らうことになろう。その付けを払わせられるのはトルコ国民だ。