『トルコに二つの朗報』

2020年11月12日

  トルコの取っていいニュースが二つ姿を見せた。一つはロシアとトルコが協力して、アゼルバイジャンとアルメニアの停戦を、監視することが決まったことだ。これについてはロシアとトルコがMOUを交わした。

 両国はこの合意に従い合同監視事務所を、設立することになった。この合同事務所はアゼルバイジャンとアルメニアとの間の、停戦状態の継続と、停戦監視を行う予定だ。

 エルドアン大統領は大喜びで、アゼルバイジャンの勝利を賞賛し、監視時事務所はアゼルバイジャンの領土内に、設置されると語った。それはそうであろう。紛争地のナゴルノカラバフは、アゼルバイジャン領土だったのだから。

 エルドアン大統領はアルメニア軍が、ナゴルノカラバフから完全に撤退し、ナゴルノカラバフはアゼルバイジャン側に、返還されるべきだと語っている。

 この合意はロシアとトルコの国防相よって交わされ、ロシア側からはショイグ国防相が、トルコ側からはアカル国防相が出席している。なお会議には両国の外相も、出席している。

 もう一つのトルコにとってのいいニュースは、トルコ・リラが値上がりしたことだ。トルコ・リラは一時期、8,58リラと9リラに迫りそうなレベルまで、値下がりしていた。しかし、昨日の段階では7,882リラまで戻している。

 何がトルコ・リラの値上がりを生み出したかというと、エルドアン大統領の作戦が成功したからのようだ。彼の義理の息子ベラトが蔵相の地位から辞任し、代わりに元副首相のルトフィ・エルバンが蔵相に就任した。

 加えてベラトが指名していた中央銀行の総裁に代えて、ナジ・アガルが就任した。この人物は元蔵相に地位にあった。

 エルドアン大統領はこの人事で、トルコ・リラを安定させ、金融、経済も再活性化していく方針だ。