『イエメンのホウシ派リーダーが欧米非難』

2020年10月20日

 イエメンのホウシ・グループのリーダーである、アブドルマリク・アルホウシが欧米を、徹底的に非難している。彼に言わせると、西側の情報機関は、タクフィール組織を創ったと語り、それにはフランスの情報機関も、参加しているというのだ。

 このタクフィールとはイスラム原理主義グループのことだが、そのなかには、IS(ISIL)も当然含まれよう。IS(ISIL)の生みの親が、アメリカであることは、何度と無く世界中から、発信されている。

 こうしたタクフィールの行動は、イスラムを冒涜するものだということだ。しかも、それはイスラム教の核心部分、コーランへの冒涜であり、イスラム社会全体に対する冒涜だ、とアブドルマリク・アルホウシは語っている。

 西側の語る人権や人道社会は、皆嘘だと言うのだ。アメリカがやっていることは、パレスチナの土地をイスラエルに、くれることであり、シリアのゴラン・ハイツをイスラエルが領有することを、認めることだと言っている。確かにそうであろう。

 そして、イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜し、イスラム世界に文化的侵攻を、することだと断定している。こうした強い西側諸国非難を、歓迎するイスラム世界はほとんど無いだろう。あえてあるとすれば、トルコのエルドアン体制ぐらいなものか。