『チュニジア出身IS戦闘員がトルコで逮捕』

2020年10月17日

  フランスが追跡し続けてきていた、チニジア人のIS(ISIL)戦闘員が、トルコのアダナ市で逮捕された。このIS(ISIL)戦闘員の名前はライシーであり、年齢は30歳だということだ。

 トルコ側の発表によれば、彼は極めて危険なテロリストであり、活発な戦闘員であったということのようだ。なお彼はトルコ国内で、シリアのIDカードを使用していた、ということだ。

 トルコは2013年以来、IS(ISIL)に対する対応を変え、敵対するようになっていた。IS(ISIL)にとって、トルコはリゾート地でも、天国でもなくなっていたというが、実際にはそうでもなかった。多くのIS(ISIL)戦闘員が、トルコで休日を楽しんでいたし、家族をトルコに、住まわせていたのだ。

 しかし、それでもIS(ISIL)によるテロは、トルコ国内で起こっており、トルコ政府の発表によれば、10回以上の特攻攻撃が行なわれ、爆弾攻撃は7回起こっている。武器を携帯した攻撃は4回起こっている。こうしたIS(ISIL)側の攻撃によって、トルコ人315人が殺され、数百人は負傷しているのだ。

 今後は「ますますIS(ISIL)の戦闘員によ、るテロ攻撃がトルコ国内で、増えていくことが予想される。