IS（ISIL）の動きがシリアで。活発化しているのではないか、というニュースをお伝えしたが、どうやら今度はモロッコでも、活動していていることが分かった。月曜日にモロッコのタンジールで、４人のIS(ISIL)メンバーが逮捕された。

　IS(ISIL)のメンバーはモロッコで、テロ計画を立てていたようだ。彼らは皆モロッコ人で２０代だったということだ。彼らはモロッコの北のタンジールで、テロを計画しており、現地の警察によって逮捕された。

　中央法律査察チーム（BCIJ）によれば、彼らはモロッコ王国の国内を不安定化させることが、目的であったようだ。そして、彼らが所持していた武器は刃物であり、電子機器も持っていたということだ。

　モロッコでは９月にも特攻テロが計画され、５人が逮捕されている。BCIJのアブドルハイムによれば、このIS(ISIL)はサ－ヘル・サハラで拡大し、彼らはリビアやマリで活動しているということのようだ。

　サ－ヘル・サハラでIS(ISIL)は麻薬の取引や、武器取引、それに奴隷の移送を行なっているということだ。そして、IS(ISIL)のネットワークはサ－ヘル・サハラで拡大していると伝えられている。

　サ－ヘル・サハラは北西と中央アフリカの地域であり、そこでの活動ということは、モロッコが含まれても不思議はない、そしてリビアやマリに拡大しているのだから、今後の動きが、大いに気になるところだ。