『コロナの蔓延が国の形を変える』

2020年8月29日

 中東諸国のニュースの大半がコロナ関連であり、トルコでもエジプトでも、イランでもコロナは蔓延の状態だ。中東三大国がこうなのだから、他の国々も同じか、もっと酷い状態であろう。

 これまでシリアについては、コロナ・ニュースがほとんど流れてこなかったが、ここに来て、連続で情況が伝えられるようになってきている。述べるまでも無く、その状態は惨憺たるものであり、相当数の死者が出ていることであろう。

 それ以外の、イラクやレバノンでも然りだ。これでは中東の幾つかの国は、国が滅びるのではないか、という懸念が沸くほどだ。確かに、毎日のように数十数百人の死者が出ているのだから、国家滅亡の不安が出ても、当然であろう。

 加えて、中東諸国からは少しでも、医療レベルの高い国に、難民としてあるいは、移住者として移り住みたいと考える人も、増えている。レバノンなどはフランスを、母国のように考えていることがあり、多数が移住しているのだ。

 もし、韓国で多数のコロナ患者が出るようになれば、多くの韓国人が日本に移住して来たい、と考えるだろうし、中国からも日本の医療期待し、無料で治療を受けたい、と思う者が増えている。これでは日本の病院は、外国人の医療目的の増加で、パンクしてしまう事になろう。

 日本政府はこうした周辺国からの、人の流れを止める法案を、早急に可決すべきではないのか。そうしなければ、この目的で日本に来た、周辺諸国人が将来、いま日本抱えている、朝鮮人問題(現在の韓国北朝鮮人)と同じ問題を、新に抱え込むことになろう。

 いま世界ではコロナや貧困が理由で、流れ込んで来る周辺諸国からの人達を、どうするかということが、大きな問題になっているのだ。それを力で阻止する場合もあるし、トルコのように出身国内に、解放区を作りそこに送り返す、という計画も進められているのだ。

 だがこうした解決策には、軍事費や居住区の建設、食料の支援など、膨大な費用が伴うのだ。それを日本は負担するのだろうか、既に日本は富裕国ではなくなっている。エリート・サラリーマンの給与は、韓国や中国よりも低いのだから。

 現実に目覚めなければならないのだ。まだ日本人は中流階級という幻想に、騙されているのだろうか。