アメリカのポンペオ国務長官は、イランがアフガニスタンの、タリバンに武器を支援しているという、偽情報を流している。しかし、そのアメリカはアフガニスタンに侵入し、IS(ISIL)に武器を与え、支援している、というのが事実だ。
アメリカがIS(ISIL)を支援していることは事実であり、この情報の裏には、イランの在アフガニスタン大使アッバース・ムサビがいる。どうも彼が情報源のようだ。
ポンペオ国務長官はロシアとイランが、タリバンに武器を供与していると非難しており、最初はロシアがメインの武器ソースだったが、いまではイランがタリバンに、武器終援助している、と語っている。
アメリカ軍のアフガニスタン侵攻で、タリバンは一時期、完全に消滅したかに見えたが、いまでは復活しており、アメリカと和平交渉をするに至っている。
他方、IS(ISIL)も次第に力を増し、その拡大振りは、特に東アフガニスタンで、目立ってきている。
イランのハメネイ師は、アメリカがシリアやイラクから、IS(ISIL)を移動させることにより、アフガニスタンに駐留し続けるつもりだ、と語っている。