『米軍ハサカから石油盗ム・シリアのトルコ軍コロナに感染』

2020年6月13日

 

:アメリカ軍の石油泥棒

 アメリカ軍のコンボイが、シリアのハサカから石油を、盗み出しているようだ。これは50台からなるタンカーが、シリアのハサカからイラク領土に向けて、石油を満載し盗み出している、ということだ。

 アメリカ軍は2019年以来、シリア北部のユーフラテスア川岸を、支配しているが、この地域はシリアにあって、石油を大量に埋蔵している地域だ。これまでも、アメリカ軍はこの地域から、石油を盗掘していたのだ。

 今回はシリアからイラクに抜ける、ワリード国境を6月7日に通過し、石油を盗み出しているということのようだ。イラク側にはアメリカ軍の、巨大な基地があり、そこからまた他に、石油を移送するということであろう。

:トルコ軍コロナに感染

 シリアに駐留しているトルコ軍や警官が、現地でコロナに感染した、という報告が入った。これまで何度かその事を懸念して、推測として伝えてきたが、今回はそれが正しかったということが、証明されたわけだ。

 当然であろう、シリアにはコロナが大発生している、イランから革命防衛隊員が、多数入っているし、トルコからも軍人や警官が入っているのだから、コロナが発生しないわけが、無かったのだ。しかし、軍の士気もあり、トルイコ政府はその事をこれまで、正式には明らかにしないで、来ていたのであろう。

 そうであるとすれば、コロナに感染したトルコ兵や警官の中からに、既に死者も出ている、という事では無いのか。この報告によれば、シリアとトルコの国境に近いハタイから報告が入り、トルコ兵と警官のなかから、140人のコロナ感染者が出ている、ということだ。

 ハタイの地方長官であるラフミ・ドアンは、イドリブやアフリンからは何の連絡も無い、と言っている。しかし、それは嘘であろう。既に、シリア国内でコロナに感染した者が出ている、と報告が出ており、その内訳はコロナ検査をした結果、警官が120人感染、兵士が20人感染した、と報告している。

 このシリア国境地域には、トルコ軍がシリアのトルコ寄りのグループである、FSAと共同で戦闘を展開しているのだ。その結果が今回の、コロナの発症であろう。もちろん、感染者の数は報告の140人ではなく、その何倍かであろうことが、推測される。