『韓国はイランに借金・返済迫られて逃げる』

2020年6月11日

 イランは韓国に、これまで大量のガスと石油を輸出しているが、その代金は支払われていない。その理由はアメリカによる、イランに対する経済封鎖だ、というのだがどうも、それだけではないようだ。 

 イランに言わせると、アメリカは人道的な取引商品の、イラン向け輸出は許可している、ということであり、イランが韓国に要求してきた、コロナ関連緒物資はこの制裁の、埒外にあるということになる。

 しかし、それでも韓国は医療物資を、イラン側に引き渡さないために、もめているのだ。韓国の銀行には、イランに払うべきドルが、数十億ドルと巨額になっている。その金利も膨大な額に、達していることであろう。

 イラン政府は韓国がイランの金で、金利を稼いでいる、と見ているようだ。まさにその通りであろう。こうした無茶なことが、韓国に出来るのは、アメリカにあわせて、サウジアラビア政府も韓国に対して、イランに金を渡すな、物を渡すなと働きかけているからだ。

 これに対して、イラン政府は『我々の主張は当たり前のことであり、韓国に対して金を返せ、それで人道的物資を輸入したい、と言っているだけだ。アメリカは人道的物資の、取引については、輸出制限はしていないと言っている。韓国はイランに支払わず、物資を渡さず、外貨を自分たちの銀行に貯めて、外貨備蓄があるように、見せているのだ。』と韓国を非難している。

 イランは義理堅い国であり、自分たちが窮地にあるときに、助けられたことは忘れない人達だ。日本がモサデク政権下で、制裁を受けたときに、イラン石油を買い助けたことを、イラン人は今でも忘れていない。そうしたイラン人の特徴を、韓国は分かっていないのだろうか。その付けはこれから回って来よう。