2018年6月の選挙では、与党AKPに対する支持票が、42,5パーセントを越えていたことに比べると、大幅な落ち込みということであろう。与党AKPに対する支持は、大幅に下落している、という結果になっている。
今回の調査では、野党第一党のCHPに対する支持が、22,2パーセント、IIYIに対する支持が9,5パーセント、MHPに対する支持が9,3パーセント、クルドのDHPには2,7パーセント、ゲレジェク党(新設の政党未来党)には、2,6パーセントとなっている。
これまで、与党AKPに投票していた人達の25パーセントは、他の政党に投票する、と言っているということだ。またCHP,IYI,MHへの投票者の投票は、他の党に移り、そしてDHP5パーセントの投票者が、他党に移るということのようだ。
つまり、トルコの国内政治に大きな変化が、起こるということであろう。他の政冶調査をしているコンダ社も、与党AKPへの支持が、大幅に下がっていることを示し、やはり、30パーセントを切る、という結果が出ている。
こうしたこともあってであろう、IYI党は2023年まで選挙がないだろう、という予測を発表している。その時間で何とか与党AKPと、エルドアン大統領は失地からの挽回を、図ろうということであろう。