『リビアに動きUAEの支援ハフタルへ』
リビアの戦況に変化が、生まれるかもしれない。アラブ首長国連邦は代表団を、スーダンに送り、傭兵の派遣を依頼したようだ。スーダンの傭兵の送られる先は、リビアでありハフタル軍側の、支援に回る予定だ。
これでハフタル軍側は、大分補強されるということであり、セラジ軍側は苦しい戦いになるかもしれない。スーダンだけではなく、アラブ首長国連邦はチャドでも、傭兵を集めているようだ。そうなれば、リビア内戦の流れは、大部様相を変えることであろう、と思われる。
これまでも、アラブ首長国連邦はスーダンで、傭兵を募り、ハフタル軍側に送っていた。加えて、1月以来、数百隻の船舶を利用し、大量の武器をハフタル軍側に、送りつけてもいた。こうしたことから、ハフタル将軍はセラジ軍側に、妥協を示すことは無く、これまで国際調停が、何度繰り返されても、それが守られることは無かった。
結果は、一般庶民の悲劇であり20万人が家を追い出され、数百人が殺されてもいるということだ。これで優位に立ったと思ったか、ハフタル将軍は突然、ラマダン停戦を提案している。それをセラジ政府が、素直に受け入れるかどうかは分からない。
つまり、新たな動きが出てきているが、それが即、リビア内戦の終息を、示すものでは無さそうだ。カダフィ大佐の考えが、分からなかったのと同じように、ハフタル将軍が何を考えているのかも、全く不明だということだ。
リビアは相変わらず、外部の人間には推測も出来ない、不思議さを持っているのかもしれない。