『フランクフルトイ裁判所ISメンバー裁く』

2020年4月25日

 ドイツのフランクフルトにある裁判所がIS)ISIL)のメンバーを裁判にかけている。彼が虐殺犯であるかどうか、ということが最大の問題のようだ。IS(ISIL)のメンバーターハは、5歳の子供を鎖でつなぎ、炎天下に放置して、渇きで殺したということだ。

 彼はシリアで活動し、次いでイラクで活動し、ギリシャで逮捕されたということだ。彼はドイツ人のジェニファーと結婚していたが、離婚したということだ。彼は2015年にイラクのファジューラで、ヤズデイの少女を殺害してもいる。

 その、IS(ISIL)メンバーの大量虐殺も、行っているということだ。IS(ISIL)の戦闘員は北イラクにある、ヤズデイの集落に攻撃をかけて、多数を殺害した模様だ。こうしたなかで、7000人のヤズデイ女性が人質となり、強姦され売られたということだ。

 今回の証言者である女性は、母親と共に2015年6月始めに捕まり、奴隷として売られた。彼女は以前に、50度の炎天下で水を与えられずに、死んでいった少女を見ていたということだ。