『ついに国連がコロナ・ファンド設立か』

2020年3月24日

 国連がコロナ対応のために、コロナ・ファンドを設立する、方向に動き出したようだ。これは国連事務総長の、アントニオ・グテレス氏の発言から出たものだ。

 既にアフリカでは、アンゴラ、エリトリア、ウガンダなどで、コロナ・ウイルス患者が出た、という報告があった。だがこれらの国々には、コロナに対して対応する能力が、全く無いのだ。

 コロナに罹った人の数は、世界全体では340000人、死者の数は既に14500人と報告されている。実はこの数字は、毎日増加しているのだ。

 そこで世界はこれに、対応しなければならないとし、金持ち国が援助すべきだ、という意見が出てきたのだ。その規模については、2014年に大流行した、エボラ出血熱の例を、引くことになるのであろうか。 

 国連事務総長のアントニオ・グテレス氏は、金持ち国が金持ち国の国民だけを、ケアするのではなく、貧困国の国民もケアするべきだ、と語っている。それはコロナ危機が何処からでも、押し寄せてくる性質の、病気だからだ。

自国のことだけを考えていたのでは、結局外部から侵入するコロナ・ウイルスで、自国民が被害に、遭うことになるからだ。

確かにそうであろう、以前から思っていたのだが、国際的なコロナ対応委員会を設置し、各国の優れた研究者たちが、新薬の開発を協力して、進めることが最重要であろう。

時間はもう残されていないのだ、このまま放置すれば、世界は戦争以上の悲劇に、見舞われることになろう。