『コロナで世界中が混乱、信仰ビジネスなどに影響』

2020年3月20日

 

 コロナの世界的な拡大で何処から届くニュースも、コロナがらみが圧倒的に多い昨今だ。そのため、他のニュースの影が薄くなり、コロナ以外にはあたかも、何の問題も起こっていないような気さえする。

 トルコではエルドアン大統領が、中小企業に対する支援を、打ち出しているし、大型ショッピング・モールには行くな、とも言い出している。ヨーロッパ居住のトルコ人が、多数帰国していることも、目立つニュースであろう。

 トルコではキリスト教会や、ユダヤ教のシナゴーグでの礼拝を、止めることになったし、イスラム教のモスクでの礼拝も、大分控えているようだ。これでは同じ宗教徒が励ましあうことも、支援しあうこともなくなっている、ということだ。

この傾向はイスラム教の中心地である、サウジアラビアも同じであり、メッカへの巡礼を禁止し、モスクでの礼拝も禁止されている。巡礼によって得られる、ハッジ税の収入は、これで入らなくなったということだ。

 信じられないのだが、バチカン市国では10万人以上が、死亡したということだ。バチカンの人口は400万人程度だったと思うので、これは一概には信用出来無いのだが。つまり、ビジネスだけではなく、人間にとって最も根本的な、宗教ですらコロナの強い影響を受けている、ということだ。

 ただ、いいことだと言うのには、少し抵抗があるが、イランでは85000人の囚人が釈放され、追加で1万人も釈放されそうだ。同様の判断はトルコでも出始めており、多数の囚人が釈放される日は近いだろう。

 こうしたニュースのなかで、アメリカがイランに対し、この期に及んでなお、イランへの薬の輸出を自国にも他国にも、規制していることだ。これは人道の問題であり、政治の問題ではあるまい。

 だが、イギリス政府はアメリカに対して、イランへのコロナに効果のある薬品の、輸出を認めるべきだ、と言い出している。最もな話であろう。あらゆることで、敵国を追い込む、アメリカの若い判断は、極めて乱暴であり、危険なことだと言えよう。

 一般人の死亡も問題だが、危険なことに狩出される軍人の犠牲も、多くなっているのではないか。トルコ政府は必死で罹病者数を、ごまかしているようだが、もう限界に来ているのではないだろうか。

唯一、コロナで良いニュースが出てきたのは、リビアからだ。いままでの段階ではコロナの罹病者が出ていないということだ。しかし、シリアからやイランからの傭兵が、続々リビアに入国しており、コロナ罹病が爆発的に増え出すのは、時間の問題であろう。世界の主要国はリビアに対して、戦争している場合ではないだろう、と停戦を呼びかけている。