『イラク駐留のアメリカ軍ISに殺される』

2020年3月11日

 イラクに駐留しているアメリカ軍のなかに、戦死者が出た模様だ。戦死者数は2人で、北イラクの山岳地帯中央部で、戦闘が起こり、殺害されたということだ。それは38日に起こっている。

 IS(ISIL)側の攻撃は、ロケットなどによるということだ。この前にはアメリカ軍によって、イランの革命防衛隊司令官である、スレイマーニ将軍がアメリカのドローンによって、殺害されるということが、起こっている。

 これまで、アメリカ軍はイラク軍を支援し、IS(ISIL)掃討作戦を継続していたのだが、今回の戦死者が出たことは、アメリカ軍側にとっては、相当ショックではないか、と思われる。それはアメリカ政府の認識では、IS(ISIL)のイラクからの掃討作戦は、ほぼ完了している、と思われていたからだ。

 だが、イラクの戦闘現場にいるアメリカ軍は、そうは考えていなかったのではないか、と思われる。アメリカ政府とアメリカ軍との間には、現状に対する認識に、違いがあるということであり、それがアメリカ軍の独走を、許すことに今後、繋がるかもしれない。