『アメリカ・スレイマーニ暗殺という蛮行』

2020年1月 8日

 アメリカのトランプ大統領が、選挙目当てのマッチョマンを、やって見せたのはいいが、それは世界中から非難を、受けているようだ。アラブ世界では親米反米に関わらず、アメリカの蛮行を非難している。政治以前に人道的に許されない、という考えであろう。

 加えて、トランプ大統領はイランの歴史的遺跡も、破壊すると息巻いている。こうなってはもう、トランプ大東路湯は未開人、としか言いようがないだろう。彼は歴史的人類の遺産に、何の価値も認めないのだから。

 さすがに、このことは国連のUNESCOでも、顰蹙を買っている。そのことで騒いでいないのは、上品でアメリカに従順な、日本ぐらいなものであろう。日本は何事につけ、アメリカを絶対正義、と考えたいようだ。その傾向は外務省のスタッフに、特に多いのではないか。

 アメリカの蛮行に呆れたドイツは、イラクから軍の一部を、撤収し始めている。とても危なっかしい、アメリカ軍の方針には、付いていけない、ということではないのか。

 アメリカそのものが、イラクは危険と考え、地域軍本部をイラクから、クウエイトに移動る、と発表している。このアメリカ軍の、イラクからクウエイトへの移動は、結果的にクウエイトを危険な状況に、追い込むのではないのか。そのイラク基地には、イランからだと思われる、ミサイルが30発も撃ち込まれた、ということだ。

 マレーシアのマハテール首相は、そのアメリカの蛮行に対抗すべく、世界のムスリムは連帯しろ、と呼びかけている。一説では、彼の命さえも、ドローンで狙われているのだから、当然であろう。

 イランの政府高官たちは、アメリカがやがて西アジア地域から、出ていかざるを得なく、なるだろうと語っている。アメリカの敵はこの地域に沢山いるのだ。レバノンのヘズブラしかり、アフガニスタンのタリバン、イエメンのホウシ・グループなどイランを含め多数だ。

 アメリカ軍のイラク基地攻撃に始まる、イラン側の報復はこれからであろうが、イラクばかりではなく、レバノンでも始まろう。それは実際のところイスラエルにとっては有難迷惑なのではないか。