『ヨルダン国王ISの復活警告』

2020年1月14日

 ヨルダンのアブドッラー国王が、IS(ISIL)の復活を、警告している。これはブリュッセルで、、フランス📺チャンネル24との、インタビューのなかで語ったものだ。彼の語るところによれば、東シリアだけではなく、イラク西部でもIS(ISIL)は勢力を、盛り返している、ということのようだ。

 IS(ISIL)のメンバー数千人が、シリアのイドリブから逃亡し、北の国境を通過して、逃亡したようだ。つまり、彼らはトルコに逃れた、ということであろう。そして、そこから(トルコから)IS(ISIL)のメンバーは、リビアへと向かったようだ。

 リビアにはトルコ軍が設立した、軍事訓練キャンプがあり、リビアの益々の混乱を呼び起こしそうだ。他方、アメリカとイランとの、緊張が高まっているが、何とか地域の安定化を、図らなければならない、とアブドッラー国王は語っている。

 ところが、トルコ軍はリビア国内に、軍事訓練キャンプを設置し、戦闘の激化を煽ることを、考えているようだ。しかも、幾つかの国々はリビアに対して、武器の供与を行ってもいる。

 シリアやイラクだけではなく、IS(ISIL)はいまリビアという、新しい戦場を見つけた、ということであろう。それはリビアにとどまらず、将来的にはアルジェリアやチュニジアという、リビアの隣接国に加え、アフリカ中央部に出て行く、拠点ともなろう。