『ホワイト・ヘルメットは臓器泥棒』

2019年11月22日

  ホワイト・ヘルメットという組織は、人道支援組織ということで、一般的には知られてきた。それはイギリスの元軍人らが、中心になって結成された組織だ。

 

しかし、これまでにホワイト・ヘルメットはシリア軍が化学兵器を、使用しているとでっちあげた、張本人と言われており、アメリカ軍はその証言を根拠に、シリアの各地に攻撃を、加えてきていたのだ。

 

そのことも大問題なのだが、ここに来てホワイト・ヘルメットは、実は生きた人間から臓器を摘出し、闇で取引しているということが、ロシアの組織によって明らかにされた。生きた人間から摘出した臓器の方が、高く売れるということであろうか。

  IS(ISIL)やアルカーイダの末端組織である、ヌスラなどミリタントがコントロールしているエリアから、生きた人間が捕まえられ、彼らの臓器が奪われている、というのだ。つまり、ホワイト・ヘルメットとIS(ISIL)や、ヌスラとの間には、裏の関係が成立している、ということであろう。

 

ホワイト・ヘルメットは住民に対して、医療支援をすると連れ出し、臓器を奪っているということだ。その対象者の多くは、女性であり子供たちだ、ということのようだ。あまりにも、非人道的な行為ではないか。

 

家族が死んだ犠牲者を、ホワイト・ヘルメットから受け取ると、彼らの遺体から臓器の一部が、取り去られていることが分かったのだ。

 

こうした事件は、アレッポや、ダマスカス、ドーマ、デルズール、サクバなどで、起こっている。このホワイト・ヘルメットによる、臓器泥棒は1990年代に、ウクライナで始められており、臓器は一旦、ホワイ・ヘルメットのリーダーである、メスリールの下に届けられ、外国に売られていた、ということだ。