『中東短信』

2019年11月21日

ANAイスタンブールに乗り入れ

 

  全日空はトルコのイスタンブールに、直行便を飛ばすことを決めた。この直行便は、成田ではなく羽田から、イスタンブールに飛来する。その便は来年2020年の、夏からということだ。

ANA以外には、新たな羽田便を獲得したの、はミラノ行き、モスクワ行き、シェンゲン行き、ストックホルム行きなどだ。

 

*エルドアン金利引き下げ圧力

 

  エルドアン大統領は中央銀行に対して、金利を引き下げるよう指示している。エルドアン大統領はAKP(与党)のアンカラ会議で、語ったものだ。彼は金利の引き下げは、一般の消費を促すことが出来る、と考えてのようだ。

 

:シリアはイランにとって危険な場所

 

  シリアはイランにとって危険な場所だという判断が出ている。イランはシリアのアサド大統領を擁護するためにIRGC(革命防衛隊)を派兵している。しかし、このIRGCはイスラエルとの間に、緊張を生み出している。

 

  イランのIRGCが所有するロケットやミサイルが、イスラエルの支配する、ゴラン高原に届いているからだ。このためイスラエル空軍は、シリアのイラン軍基地を攻撃し、ダマスカスも攻撃している。その結果20人以上の犠牲者が、イラン側に出ている。