『アメリカはイスラエルの入植を認める』

2019年11月19日

 アメリカのポンペオ国務長官は、イスラエルが進める、パレスチナのヨルダン川西岸地域での入植を、正式に認めると公言した。

 

 当然これは、イスラエル側は大歓迎だが、パレスチナ側は猛烈に反発している。アメリカに言わせれば、パレスチナ人は土地を利用していないので、イスラエルにはそれを活用する権利がある、ということなのか、あるいは、ジュデア・サマリアはユダヤの土地ということに、起因しているのであろうか。

 

 こうしたアメリカの暴言は、益々イスラエルとパレスチナの、対立を強めると思うのだが、アメリカは入植を正式に認めることは、イスラエルとパレスチナの和平を、促進するのに役立つ、と考えているということだ。

 

 EU諸国はこのアメリカの決定について反対し、トランプ大統領に対して非合法だと抗議している。当然であろう。