『ラリジャニ氏がアメリカのシリア対応非難』

2019年11月 4日

  イランの国会スポークスマンであるラリジャニ氏が、アメリカのシリア対応を、激しく非難している。トランプ大統領はシリアの石油を、アメリカのものとして分捕ることを、公言している。

 

  アメリカにとって、シリアの石油を押さえ込むことは、最も重要な政策だというのだ。全くあきれるほど、乱暴な考えではないか。非人道的でもあろう。アメリカはこの目的のため、アメリカ軍をシリアに留め置き、地獄に陥れるというのだ。

 

  そして、その結果確保できた、シリアの石油産油地域は、エクソン社か他のアメリカの大手石油会社に、操業を任せるという考えだ。こうした恥ずべき発言を、一国の代表が公言することは、あきれるばかりだし、人道的にも問題がある。

 

  イラクの石油情況についても同じだが、イラクでは政府も国民も、それを認めず抵抗を続けている。イランについても、アメリカはイラン国民や、国家のことは気にせず、あくまでも石油のみに、関心があるということだ。もちろんハメネイ師は、それに反対している。

 

  アメリカ政府はアメリカ軍を使うことによって、ロシアであれ、シリアであれ、武力によって押さえ込もう、としているのだ。そのために、アメリカは地域に、不安定な状態を作り出すことを、考えている。

 

  アメリカはIS(ISIL)を活用していたが、それを中止している。その事の上で地域住民は、アメリカの政策に、対抗する姿勢だ。レバノンには地中海の東側に膨大な海底ガスがあり、シリアのユーフラテス川東岸には、石油とガスがある。アメリカはそうした資源を、みな奪おうとしているのだ。