『シリアのIS孤児キャンプの実情』

2019年10月 5日

 

  シリアにはIS(ISIL)に取り残された、IS(ISIL)の孤児たちの、キャンプがある。そこの情況は、極めて劣悪なようだ。食料、水、服あらゆるものが、不足しているのだ。そのため、爆撃を受け病院に担ぎこまれた子供たちは、負傷しているにもかかわらず、病院は天国のように、感じているようだ。

 

  シリアのクルド・ミリシアが、IS(ISIL)掃討作戦に成功し、多数を捕虜にし、キャンプに収容したが、そのなかには8000人もの子供たちが、含まれていたということだ。しかも、その半数以上が、5歳以下の幼児たちだったのだ。

 

 アイン・イッサのバグーズ・キャンプには、24人の子供たちがいる。この子供たちは戦闘ごっこをし、地雷の埋設ごっこをしているということだ。この子供たちは、それしか知らないのだ。もちろん、この子供たちに対する教育など、何処からも働きかけられていない。

 

 孤児たちは何時まで、このキャンプに置かれるのか、不足する服や飲み物、食料は今後増えることがあるのか、誰にも分からない。何度も書いたが、犠牲者はいつも女と子供たちだ。