『中東短信』

2019年8月25日

 

:米イスラエルISを再利用支援、

 

 イラクのサラーハデーンで戦闘が勃発し、1人が死亡し4人が負傷した、と伝えられた。この新たな動きは、IS(ISIL)の復活を感じさせるものだが、イラク政府はこれをイスラエルの支援によるものだ、と語っている。

 

 イスラエルのネタニヤフ首相は、この攻撃をイラク国内の、イラン軍の動きを阻止するものだ、と語っている。つまり、イスラエルの国土を守るために、必要な作戦だということであり、軍には作戦の自由を許可しているということだ。

 

:イランタンカーはトルコの港に向かう

 

 イランのタンカー、グレースー1(アドリアン・ダリヤと変名)は、5週間の地中海での航行の後、ギリシャの港に入港することが、予想されていたが、ギリシャには巨大タンカーが寄港できる港は無く、その後、トルコの港に向かうことになったようだ。なお入港予定は、8月31日と伝えられている。

 

 トルコのメルシン港がその寄港候補であり、ほぼ間違いないだろう。なお、タンカーは革命防衛隊(IRCGC)の、指揮の下に運行している。

 

:ババジャンの新党結成は12月か

 

 アリ・ババジャン元副首相は、与党AKPを離党し、今年末には新党を、結成することになった。