日本政府はアメリカの合同軍参加を、依頼されたが、日本政府はそれには参加しない、と伝えたのであろう。しかし、それだけではアメリカと、もめることが予測できるため、日本政府は海上自衛隊を、ホルムズ海峡側ではなく、バーブルマンデブ海峡側(紅海の出口)に、派遣することを決めた。
この日本の決定に、アメリカは一応満足したようだ。つまり、アメリカの主張を日本も受け入れた、という表向きの面子が、立つことになったからだ。アメリカは日本も参加した、と言うことが出来、日本はイランとの良好な関係を、維持できるという寸法だ。
イラン政府にしてみれば、大事な日本との関係を維持できることになる。日本はアメリカの唱える合同軍には、参加しなかった、と言えるのだ。
日本政府はバーブルマンデブ側に、駆逐艦とP―3Cを派遣することになった。他方、EUのドイツやフランス、イギリスはアメリカの提唱する、合同軍への参加で、アメリカともめにもめているようだ。
これは安部政権の知恵の勝利か?