ロシア政府はトルコの一部国民に対して、ビザを免除(ビザ・フリー)することを決めた。このビザ免除は2010年12月の段階で、合意されていたものだが、今年2019年8月7日から、実際に実行されることとなった。
このビザ・フリーの対象となるトルコ人は、政府役人でオフィシャル・パスポート所有者、そして国際運輸トラックの運転者たちだ。
この措置が実施されることになったのは、ロシアとトルコとの関係が、すこぶる良好になってきた、結果であろう。
このロシアのビザ・フリー決定は、トルコ政府なかでもエルドアン大統領を煽り、ヨーロッパもロシアと同じように、トルコ人に対してビザ・フリーにすべきだ、と騒ぎだすことであろう。それはヨーロッパ側としては、迷惑な話であろう。