『韓国とトルコは似通った国か』

2019年7月22日

 韓国は大韓帝国だったと言っている。トルコも元は大オスマン帝国だった、と言っている。この歴史的共通点は、実は嘘で韓国が大韓帝国だったことなど無い。長い間中国の属領として続いて来たという、みじめな歴史があるだけだ。

しかし、韓国とトルコは両国が工業発展国であり、先進国だと勘違いしている。しかし、韓国は日本による、貿易取引条件をいじられただけで、大パニックに陥っている。携帯電話業界はアウトであり、電算製品も皆機能しなくなるだろう。

そして韓国が誇った、現代自動車や大宇自動車は、基本的な重要部品は、皆日本におんぶに抱っこしていたということだ。それが今回の経済問題拡大化の中で、韓国民の知るところとなったのだ。

それでも韓国民は、日本ボイコットを叫んでいるのだから、どこまで事大主義なのかあきれるばかりだ。日本政府が動くときは、相当準備して始めるから、第二の矢は用意されていようし、第三の矢もしかりであろう。

決定的なのは信用保証だ。日本の銀行が信用保証しなくては、韓国は何もできなくなるということだ。実は同じことがトルコにも、言えるのではないのか。トルコは武器製造業を活発化させ、武器を輸出して儲けよう、と思っているが、そのほとんどの技術は外国からのものであり、勝手に製造して売るわけにはいかない。

それでもトルコは武器産業振興、と息巻いている。その武器産業は外国からの技術導入で、この技術移転要請でトルコは、アメリカとのF35,

パトリオット取引に失敗し、トルコとアメリカとの間では、大問題となっている。

ロシアに技術移転を頼んだところ、ロシアはあっさりと技術移転を許したが、どこまで実際に技術移転を、許すか分からない。ロシアはトルコ・アメリカ関係を破壊できれば、大成功ということなのであろう。実際に、いまではNATOからのトルコ離れや、NATOの解体が話題になってきているのだ。

トルコが絶対に忘れてならないことは、ロシアは長い歴史を通じて、トルコにとって敵国だった、ということだ。従って、ロシア人やロシア政府は、トルコと胸襟を開いてとか、友好的に協力を促進する、という考えは無いのではないか。

韓国の場合はついに、日本政府を怒らせてしまい、これまで日本が進めてきた支援が、すべて顕わになり韓国民は、自信喪失に陥ろう。その後は、おんぶに抱っこで、日本にぶら下がってくることが、予想されるが、きっぱりと断るべきであろう。

トルコの外国技術ただ乗り論と、韓国は極めて共通の性格を、持っている。そしてトルコも韓国同様に、巨額の外国に対する債務を、抱えているということだ。その外国からの借り入れが途絶えれば、全ては砂漠の蜃気楼で終わろう。