『イラクでISは敗走と敗北』

2019年5月22日

 イラクの北部にあるサラーハデーンで、IS(ISIL)がイラク軍と戦い敗北した。IS(ISIL)側の犠牲者は11人で、それ以外に多数が、負傷したものと思われる。この作戦には、第14部隊と第20部隊が参戦し、警察も戦闘に加わった、と報告されている。

 

 当然のことながら、IS(ISIL)が所有していた、車両やトンネル、燃料、水なども失ったようだ。

 

 イラク軍の攻撃はサラーハデーンだけではなく、今ではアルアンバール、デヤーリ―、ニノイ、キルクーク、そしてサラーハデーンで展開されている。今後IS(ISIL)側の犠牲は、もっと増えるものと思われる。

 

:エジプトでもイラク同様に、イスラム原理主義グループが、敗北しているようだ。シナイ半島北部の、エルアリーシュでの戦闘で、ムスリム同胞団の戦闘部隊が、エジプト軍と交戦し、16人が戦死している。

 

 ムスリム同胞団によるテロが、エジプト国内で増えていることから、今回の作戦が建てられたものと思われる。ムスリム同胞団はギザの近くで、観光バスを狙ったテロを、実行したのはつい最近のことだ。