『IS最後の拠点で死闘展開』

2019年3月23日

 アメリカのトランプ大統領もIS(ISIL)を、シリアで殲滅することに真剣なようだ。そうは言っても、大所のIS(ISIL)幹部たちは既にアフガニスタンや、リビアなどの移送されて入るのだが。

 トランプ大統領はアメリカ軍を、シリアから撤退させると言っている以上、何とかシリアのIS(ISIL)を打倒した、と宣言したいのであろう。それでも、イスラエルを守る目的でアメリカ軍は、シリアに一定数残留する、予定になっている。その数は400人と言われたり、1000人と言われたりで、確かな数字は分からない。

 他方、アメリカ軍と協力関係にある、クルドのSDFIS(ISIL)との、戦闘を続けており、IS(ISIL)の最後の拠点とされる、イラク・シリア国境のバグーズで、死闘を展開している。つい最近も、徹夜の戦闘が展開され、これにはアメリカ軍機も、二度出陣しているということのようだ。

 SDFの広報部のムスタファ・バリ氏は、SDFによってほとんどのIS(ISIL)支配地が、解放されたと語っている。彼の語るところによれば、IS(ISIL)の二つの拠点を奪還した、ということだ。しかし、IS(ISIL)の戦闘員たちはそれでも降参せず、地域に留まって戦闘を、続けているということだ。

 SDF側はIS(ISIL)の戦闘員に降参させ、投降させたいと考えており、戦闘は継続されている。しかし、いずれにせよ、いまの状況を見ていると、IS(ISIL)の敗北は確実であり、しかも 近日中ということに、なるのではないか。

 IS(ISIL)は一時期イラクとシリアの三分の一のエリアを支配していたが、いまではイラクとシリアの国境で、ユーフラテス川沿いを押さえているに留まっている。既に一時期のような戦意も相当喪失してきているのであろう。

 何処かのブログに出ていたが、バグーズの戦闘の後には、多くのIS(ISIL)戦闘員が、IS(ISIL)によって処刑された死体が、転がっていたということだ。それは戦意を無くした者たちが、仲間によって処刑されたということであろう。哀れとしか言いようが無い。彼らの多くは、イスラムの聖戦の名の下に、収入と職を求めて、IS(ISIL)の戦闘員になっていただけではないのか。