『カルンがマクガーグに反論』

2019年1月21日

  アメリカの政府高官や議員が、トルコを訪問する頻度が、高くなっているような気がする。それはトルコにビップで迎えられると、それなりの快適な滞在が、可能になるからではないのか。

 トルコの料理は世界三大料理の一つと言われ、ホテルの部屋も豪華だ。そこに官費で泊まれ、相応の土産をもらって帰るのだから、やめられまい。トルコは土産文化の国であるだけに、訪問先々でなにがしかの土産を、渡されるのが慣例といなっている。

 しかも、アメリカの政府高官や議員たちは、トルコでは傲慢な発言をしても、何の危険も感じずに、済む少ない国のひとつだ。だがそうしたアメリカの態度に、遂にトルコの高官も、頭に来始めているようだ。

 マクガーグなるアメリカの議員が、トルコを訪問し、言いたい放題の発言をしたところ、トルコのスポークスマンであるイブラヒム・カルン氏が、ついに怒り心頭に達したようだ。

 イブラヒム・カルン氏はマクガーグの発言を、誤りだと訂正し、重ねて『貴方の発言はトルコの仇敵である、PKK(クルド労働党)の宣伝ではないか。』と言ったのだ。彼は『トルコは何十万何百万という、シリアのアラブ人やクルド人を、救ってきている。それにも関わらず、貴方はPKK

に、勝利をもたらしたいというのか。』と問い詰めた。

 確かに彼の言うことは正しかろう。350万人とも500万人ともいわれる、シリアの難民を受け入れ、彼らに生活の道を開いてやっているのは、トルコなのだ。その上、トルコ国籍を与え、トルコ人と変わりない生活と権利を、保障してもいる。

 331日予定されている地方選挙では、シリア人でトルコ国籍を取得した人たち53000人も、投票権が与えられている。他方、アメリカはと言えば、メキシコとの間に壁を作り、中南米からの移民者を、入れまいとしている。

 ドイツのメルケル首相は『武器はアメリカから買うのではなく、自国生産しよう、EUで協力して作ろう。』と言い始めている。世界中がアメリカの横暴さに、辟易しているということであろう。それを感じないのは、無神経な日本の政治家たちだけであろうか。