『トルコ不動産はいまが買い時』

2018年9月 6日

アメリカのジョージ・ソロスと組んで、資金運用をして大成功していた人物が、いまでは自分の会社を持っているが、彼の見立てでは『トルコの不動産はいまが買い時だ』ということだ。

 この人物の名はジム・ロジャーで、現在ではジョージ・ソロスの元を離れ、ロジャー・ホールデングのCEOにおさまっている。彼に言わせると『アメリカにとってトルコはNATOのメンバー国であり、長期に渡るアメリカのパートナーだった。この良好な関係を壊すことは、長期的に見れば、アメリカの利益を損なうことになる。』と語っている。

 ジム・ロジャーはいまがトルコの不動産は、買い時だというのだ。そして賢い者はいまトルコの不動産を買い、それは2~5年で値上がりする。と予測しているようだ。確かにいまトルコの不動産は、買い時であろう。アラブ湾岸諸国の人達は、高価な不動産を買っている。

 ジム・ロジャーは『アメリカは中国を偉大な国家に、しようと考えているのだ。中国とロシア、そしてイランとトルコは良好な関係に、なってきている。5年前ロシアで中国人を見ることは無かったが、いまでは多数が観光に訪れている。赤の広場は中国人でいっぱいだ。やがてロシア人や中国人の、トルコ訪問者は激増しよう。という予測だ。

 こうした流れは、ロシアにはあまり得にはならないかもしれないが、確実に中国とトルコにはプラスであり、アメリカはそのような流れのなかで、何のメリットも得ないだろうということだ。中国は金を沢山持ってこおり、他方アメリカは借金だらけだ。

 2008年の経済危機以来、アメリカの対外債務は、スカイ・ロケットに増えている。借金は増え、アメリカを敵視する国が世界中で増えている。

 確かにトルコはまだ掘り起こしていない、金鉱脈のような国なのかもしれない。地下資源はまだ手付かず、観光資源は膨大であり、全国に歴史的遺産が存在している。トルコは戦略的にも東西の、要衝に位置している。

トルコの8千万人に近い人口は、それだけで大きなマーケットになっているし、ヨーロッパ各国アメリカには、トルコからの移住者が、数百万人もいるのだ。日本人の投資家は短期投資が多く、2~5年あるいは10年単位では、考えが付くまいが、本当のうまみは、そこにあるのかもしれない。