シリアのジスル・シュグールという街で、20人以上の子供たちがさらわれた。この子供たちをさらったのは、ホワイト・ヘルメットと呼ばれる、慈善組織ということだ。実はホワイト・ヘルメットは、アメリカの指揮下にある傭兵部隊であり、人道支援組織ではないのだ。
彼らはいま、トルコとの国境地域である、ハサニーヤ国境に陣取り、化学兵器を入手しているようだ。そして、このホワイト・ヘルメットは、アルカーイダの下部組織であるヌスラの変名組織ジュブハト・ファタハ・アッシャームと、連携しているのだ。
ホワイト・ヘルメットは現在、ハサニーヤ近くの250人が集結しており、彼ら以外には、外人テロリストも数十人が、参加している模様だ。今回の化学兵器による攻撃目標は、キリスト教徒の街ハッロウズが選ばれている、と伝えられている。
シリアでは2014年にも、シリア軍が化学兵器を使用した、ということにされ、アメリカ、フランス、イギリスの攻撃を受けているが、それ以前の段階で、シリアは全ての化学兵器を廃棄した、ということを国際機関や、アメリカによって認められていた。
アメリカの傭兵であるホワイト・ヘルメットなどは、その、偽の化学兵器使用を映像化するために、子供が集められ、あたかも化学兵器の攻撃を、受けたように演出され、世界に報道された。
しかし、それが全くのデタラメであり、子供たちは化学兵器の害を、受けていないことが後に語られている。今回の作戦では、実際に子供たちは殺されるのであろうか、あるいはあくまでも、フェイク作戦で終わるのであろうか。