サウジアラビアのムハンマド・サルマン皇太子は・5000億ドルのプロジェクトを発表した。このプロジェクトはビジネス・アンド・インダストリー・ゾーンを建設するというもので、その面積は26500平方キロメートルという、巨大なものだ。
このプロジェクトが進めば、サウジアラビアは石油に依存する必要が、無くなるというのだが、果たしてどうであろうか。このゾーンでは太陽エネルギーや、風力エネルギーも導入される、ということだ。
設計図は88国から3500人が参加して、描かれている。そして資金はソルビン・ウエルス・ファンド、インベストメント・ファンドなどだ。資金は3000億ドルがサウジアラビアから、10パーセントは外国からの、投資によるということのようだ。
設立地はアカバ湾の近くであり、完成すればスエズ運河を使い、アフリカ、ヨーロッパ、アジアに繋がることになる。もちろん、サウジアラビアに加え、このプロジェクトでは、ヨルダンもエジプトも、メリットを受けられる、ということだ。またサウジアラビアとエジプトを繋ぐ、キング・サルマン橋もこの計画に、結びつくことになる、
計画の責任者はシーメンスの元責任者の、クラウスクレンフェルド氏だ。計画の名称はNEOMだ。しかし、投資家たちの心はあまり動いていないようで、この計画は警戒感を抱かれているようだ。しかし、サウジアラビアの計画では、第一フェーズの完成は、2025年ということだ。