『ドバイ連続火災の裏に何か?』

2017年8月 8日

 

 このところアラブ首長国連邦の、観光ビジネスのセンターになっている、ドバイで連続して火災が発生している。いまの段階では何とも判断出来ないのだが、こうも続いて起こると、何かがあるのではないか、と思えてならない。

 最初の火災は確か76階建てのビルで起こった。この火災はビルのサイズが大きかったこともあり、世界的なニュースになっている。幸いにして火事の犠牲者は出なかった。そのことは、このビルは火災などに対する対策が、十分できていた、という事であろう。

 もちろん、火災によって犠牲者が出ていたとしても、少数であればもみ消されていた可能性も、否定できない。西側の先進国のように、いいニュースでも悪いニュースでも、たちまち公開されるような、世界ではないのだ。

 今回の火災はムービンピック・ホテルで起こったが、大きな火災には至らなかったようだ。消火活動が迅速に行われたためであろう。また、この火災でも死傷者は出ていない模様だ。

 さて、この連続の火災は何故起こっているのか、ということだが、偶然という見方もあろう。しかし、最近のアラブ湾岸諸国の政治状況をみると、何者かによる計画的な犯行、という見方もできよう。

 サウジアラビアが始めたカタール非難は、いまだに鎮静化の見通しが、立っていない。このサウジアラビアによるカタール攻撃には、アラブ首長国連邦がいち早く、賛成している。

 小国であるアラブ首長国連邦では、テロを起こしやすいかもしれない。また、アラブ首長国連邦はアラブ湾岸諸国最大の観光地であり、ビジネス・センターになっていることから、世界の耳目を集めやすい。

 そのアラブ首長国連邦のドバイで、火災が連続して起こっていることは、単なる偶然とは見るべきではなかろう。湾岸のドバイは世界中から、多数の人が集まっており、その中にテロリストがもぐりこんでいても、不思議はなかろう。また金で雇われて、放火する者もいよう。

 日本人にもアラブ首長国連邦のドバイは、人気のある観光スポットになっているようだが、これからは十分に気を付けて、出かける必要があるのではないか。アラブ首長国連邦はカタールと関係が悪いし、ムスリム同胞団とも悪い、加えてヘズブラとも悪いし、イランとも悪いのだ。つまり、アラブ首長国連邦の仮想の敵は沢山いるということだ。