『トランプのムスリム排斥は過激イスラムを支援する』

2017年1月30日

 イランのジャワド・ザリーフ外相は、アメリカのトランプ大統領の、ムスリム排斥措置に対して、『この決定は逆にイスラム原理主義者を、喜ばせるものだ。』と評価した。

 トランプ大統領はムスリムのなかに、テロリストが混入していることを恐れ、アメリカへのムスリムの入国を、大幅に制限している。その対象国は、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンとなっている。

 アラブ連盟もアフリカ諸国会議も、アラブ湾岸諸国会議も、今回のトランプ大統領の決定には、反発している。今回のトランプ大統領の決定は、今後問題を起こしていくのではないか。

そのことで、トランプ大統領は、今後、困惑することがあるかもしれない。トランプ大統領の今回の決定が、アメリカ国内の保守派の抱き込みのためであるとすれば、あまりにも幼稚な考えではないのか。アメリカには2200万人のムスリムが、居住しているのだ。