『イスタンブールのレイナ・ナイトクラブ襲撃事件の実態』

2017年1月 3日

 

 イスタンブールのレイナ・ナイトクラブ襲撃犯の、実像らしいものが伝えられている。しかし、その実像はいまだ明らかではないようだ。犯人が二人だったことは間違いなかろうが、何処の国の出身者なのかはトルイコ警察も掴んでいないようだ。

いまのとこ襲撃犯はウズベキスタン人かキルギスタン人、あるいは新彊のウイグル人ではないかという話だ。しかし、トルイコ警察が監視カメラで写していた、犯人らしい人物の顔は、アジア系ではないようにも、思えるのだが。

犯人がアジア系なのかアラブ系なのか、あるいはヨーロッパ人なのかは、明らかでない、彼らはアラビア語を話していた、という情報もある、逃走時にタクシーを利用したようだが、『金を持っていない』とドライバーに語ったというのだが、何語だったのであろうか。

警察の発表によれば、襲撃犯はプロのテロリストであったようだ。それは、犯行が冷静沈着かつ、訓練を積んでおり、冷血だったからだ、ということのようだ。そして、テロリストたちはこれまでに、殺人の経験がある、とトルコ警察は見ている。確かに39人もの人々を殺害し69人を負傷させるだけ、機関銃を撃ち続けたのだから、素人ではあるまい。彼らテロリストは合計180発の弾丸を、発射したということのようだ。現場には6個のチャージャー(弾倉)が、残されていたと報告されている。

犯行は次のような順序で、進められたようだ。彼らテロリストは、タクシーでレイナ・ナイトクラブに乗りつけようとしたが、道路が込んでいるために途中で降りて、4分ほど歩いてレイナ・ナイトクラブに到着した。そこでガードや警官を射殺した後、ナイトクラブ内部に入り、高台から撃ちまくり、その後下に降りて撃ち続け、地面に倒れている者については、頭部を狙ってとどめの弾丸を、撃ち込んでいた、と報告されている。

その後、キッチンに入りサンタクロースの服を脱ぎ、タクシーに乗って逃走したが、金がないといって降りたようだ。ここで不思議なのは、彼らが脱ぎ捨てたコートには、500リラの現金が、残されていたということだ。

そのコートはサンタクロースの服の下に、着ていたというのであろうか?またこの話が事実であるならば、犯人はあわてていた、ということになるのだが?

現在147人が逮捕され、25人が正式に逮捕となっている、ということだが、それでは8人が逮捕された、というニュースが流されたが、このニュースの前であったのであろうか。

いまのところテロに関する情報は、不確かなものが多いのではないか。IS(ISIL)はこのテロ事件が発生した後で、犯行声明を出している。トルコ警察はエルドアン大統領の怒りを買う前に、無差別逮捕で時間を稼ぐ、ということであったのであろうか。なにやら警察のどたばた振りを、感じさせるのだが。