トルコの企業倒産がめだっているようだ。トルコのTOBBの発表によれば、トルコ企業の倒産は2015年に比べると、47・8パーセント増えているということだ。
11月には1073社が倒産し、他方、新設の会社数も増えて。これは昨年の同時期に比べ、1・28パーセントの増となっているということのようだ。新設の企業数は昨年同時期に比べ、3パーセント少なくなっている。
11月には421社が新設され、シリア人が148社設立、イラク人が38社設立、サウジアラビア人は27社設立となっている。
この報告書からはシリア人の、経済活動の活発さが分かるが、それはトルコ政府がシリア難民支援に力をいれ、シリア難民に国籍を付与したりしていることなどから、きているのではないか、と思われる。
アラブ世界には『レバ・シリ』という言葉があるが、レバはレバノン人、シリはシリア人を意味する。『レバ・シリ』というのは、商売に長けたこの二つの人種を、注した言葉なのだ。アラブ世界のなかでも、それだけシリア人は商売が、うまいということで、知られているのだ。