『エルドアン・スキャンダルが続々出てくるサイト』

2016年11月22日

出所はアドレスがGmailであり分かりかねるが、多分、反体制派の在外トルコ人メンバーたちによるものであろう。

このサイトはターキッシュ・ミニッツと呼ばれ、エルドアン大統領が何としても潰したい、サイトであろう。なぜならば、このサイトで紹介されているニュースは、ほとんどがエルドアン大統領を、批判する内容のものだからだ。

最近このサイトで紹介されたニュースは、現在トルコの首相職にあるユルドルム氏は、以前、通信運輸建設などを担当する、大臣であったことを紹介し手いる。 

このポジションで彼は企業から賄賂を取り捲り、それをエルドアン大統領に渡していた、というのだ。各企業は確実に政府の仕事を、受注できるため、賄賂を渡しても、十分に採算が取れていたのであろう。

メガプロジェクトを推進する、エルドアン大統領の下には、道路の建設に加え、空港建設など大型プロジェクトが、山ほどあったのだから、集められた賄賂も、相当の巨額に達していたのであろう。

ユルドルム大臣は忠実に、この賄賂を集める大臣職を務めたため、エルドアン大統領から絶大な信頼を、得ていたということだ。そして、彼はエルドアン大統領の実子ビラールや、義息ベレトとも手を組んでいたということだ。

ユルドルム氏はその後、首相職に就任し、トルコでナンバー2の地位に、登り詰めている。

そして、もう一人エルドアン王国の内部メンバーがいる。それはブルト氏であり、彼は経済大臣の顧問であり、実質的な政策の決定者だ。彼はユルドルム同様に、エルドアン大統領と非常に近い関係にある人物だ。

つまり、現在のトルコ経済はエルドアン大統領、ユルドルム首相、そしてブルト氏によって、動かされている、ということだ。もちろん、それにはエルドアン・ファミリーが加わっているということだ。

トルコのエルドアン大統領に関する経済スキャンダルには、もう一つ大きなものがある。エルドアン大統領はアフリカの国の大統領ではない、最初の外部からソマリアを訪問する、大統領として乗り込んでいる。

彼はそこで何をソマリアの大統領との間で、話し合ったのかというと、ほとんどはソマリアの、地下資源開発に関係する、関連の話であったようだ。ソマリアには金鉱脈がある、石油も埋蔵されているのだ

このソマリアの地下資源を狙い、エルドアン大統領はソマリア政府に対し、軍事訓練を提供したり、学校や病院を建設している。その代価は将来、ソマリアの金であり、石油なで支払われる、ということなのだ。