『シリアから考えるイラク戦争の予測データ』

2016年10月22日

 

 あるネットに、面白いデータが載っていた。

 それはシリアなどの、戦争のデータを、紹介するものだった。シリアのマンビジュの解放には、71日間を必要とした、ということだ。

次いで紹介されていたのは、シリアのラッカの規模だ。そのデータによれば、ラッカはマンビジュの面積の、3倍だということだ。単純計算すると、ラッカの解放には、マンビジュで必要とした、71日間の3倍の日数がかかる、ということになる。

つまり、IS(ISIL)が言う彼らの首都の、ラッカ攻略には、213日がかかるということだ。

そして、現在戦闘が展開されている、イラクのモースルは、ラッカの3倍の面積だ、ということだ。これも単純計算すれば、213日の3倍だから、639日かかる、という計算になる。

この単純計算が正解だとすれば、イラクのアバデイ首相が考えているほど、短期間ではモースルの、解放戦争は終わらないが、アメリカが言うような、長期間でもなさそうだ、ということになる。

一応の目安としては、参考になる日数ではなかろうか、と思いご紹介した。