トルコのノーベル賞受賞者である、オルハン・パムク氏は、トルコの体制がテロに成り下がったと語った。それは、主要なジャーナリストたちが、次々に逮捕されていることによる。
政府を批判するジャーナリストたちは、根こそぎ逮捕されるという事が、いまトルコでは起こっているのだ。オルハン・パムク氏は『これでは自由な考えが否定され、国家は法治体制からテロ体制に、変わっている。』と非難した。
彼は『全てのインテリが出来るだけ早く、釈放されるべきだ。』と語った。今回の彼の発言は、多分にアルタン氏の逮捕と、関係があるのではないか。アルタン氏は弟の科学者ともども、逮捕されている。
アルタン氏の逮捕は、クーデターの前日に、クーデターの予測を彼が、テレビで発言していたことが、逮捕の主たる要因になっており、クーデター側と連携している、とみなされたためであろう。
アルタン氏はタラフ新聞の編集長も務めていた、トルコを代表するジャーナリストだ。