:セラジュ首相シルテ落とせ
リビアの統一政府を指導するセラジュ首相は、シルテをIS(ISIL)から奪還しろと檄を飛ばした。どうやらシルテの攻防戦はリビア統一政府側の勝利に終わり、シルテは完全に解放される見込みに、なってきたということであろう。
:IS(ISIL)はトルコの政治家やジャーナリストを暗殺計画
IS(ISIL)はトルコの政治家や、ジャーナリストを狙って、暗殺する計画を立てたようだ。それはトルコ政府の、最近のIS(ISIL)対応が敵対に、変わってきたことによるのかもしれない。ただし、未だにトルコとIS(ISIL)の裏の関係は、切れているわけではないことから、IS(ISIL)の真意はわからない。その真意がわかるのは、ジャーナリストの誰が、政治家の誰が暗殺のターゲットになっているのかが、明らかになったときであろう。
もし、IS(ISIL)が暗殺を企てているのが、野党の政治家であるとすれば、明らかなトルコ与党AKP政府との、連携作戦ということになろうし、ジャーナリストについても、反政府側のマスコミに所属している人物か、政府擁護側のジャーナリストかでそれがわかろう。したがって、今回のニュースはもう少しよく見てから、結論を出すべきこということだ。暗殺ニュースについては、IS(ISIL)よって初めてサイレンサー付の銃が、持ち込まれたことも報じられている。
:IS(ISIL)戦闘員難民に隠れてファルージャから逃げ出す
IS(ISIL)の戦闘員がファルージャから、難民に混じって逃亡している。しかも、彼らは偽のIDカードを作って、出てきているということだ。逃亡を試みてイラク軍に捕まったIS(ISIL)の戦闘員の数は、547人というのだから少ない数ではない。逃亡の主な原因は、イラク軍と合同軍による攻撃が激化し、身の危険を感じるようになったからだ、ということのようだ。
:イランがアメリカのボーイング機を購入
イラン政府がアメリカの旅客機メーカー、ボーイング社のジェット旅客機を購入する事で、交渉がまとまったと発表した。このことについて、ボーイング社は肯定も否定もしていない。したがって、イラン政府の発表は事実であろう。イラン政府はボーイング社の旅客機購入に先立ち、ヨーロッパ製のエアバスも100機以上購入している。それに加えて、ボーイング社の旅客機を購入したということは、イランに対する制裁が長期に及んでいたために、ほとんどの旅客機がぎりぎりの状態にまで、古くなっていたということであろう。