ダウトール首相の辞任が決定し、トルコの与党AKP内部では、誰が後任の首相に就任するかが、最大の話題になっているようだ。そうしたなかで、AKPの副議長がコメントしている。
AKPの副議長のビュレント・トラン氏は、来週候補者の名が公表され、その発表がダウトール氏によって行われるか、党が行うかはまだ、決まっていないと語った。AKPの党大会は、5月22日に予定されており、その時に新首相候補の名が、公表されるということのようだ。
いずれが決まるかは別として、新首相はエルドアン大統領が待ち望んでいる、大統領制にトルコ政治システムを、切り替える役割を、負うことになる。
現段階で、最も首相候補になる可能性の高い人物は二人いるが、一人は運輸大臣のビナル・ユドルム氏であり、もう一人は法務大臣のベキル・ボズダウ氏だということのようだ。