エジプトで水曜日に、新たに選出された閣僚10人が、シーシ大統領に宣誓している。以前に書いたが、もし、軍人出身の閣僚が増えるようでは、外国からの非難を受けやすいだろうし、国内的にも不満が出るだろう、と思われていた。
しかし、今回の新閣僚のリストを見ると、皆民間で活躍した人たちか、軍に関係のない、公職にあった人たちだ。どうやら常識的な閣僚選びが行われたようだ。それは歓迎すべきであろう。
新閣僚の簡単な経歴は以下の通りだ。
法務大臣:ムハンマド・アブドルラヒーム
検事、裁判官経験。
財務大臣:アムル・エルガルヒー
農業食料局長、カラアホールデング勤務、国立銀行副頭取、カタールアハリ銀行理事長経験
民間航空大臣:シャリーフ・ファタヒー
カイロ市長、カナダ大学PHD,民間航空大臣経験。
考古大臣:ハーリド・エルアナーニ
エジプト博物館館長、フランス大各PHD。
人力大臣:ムハンマド・サッファーン
エジプト石油会社社長、石油労働者協会会長
水資源大臣:ムハンマド・アブドルアーテイ
世銀勤務、スーダンエチオピアと人脈ある、
民間企業大臣:アシュラフ・エルアルカーウイ
エジプト金融市場顧問、バンク・ミスル取締役、
観光大臣:ムハンマド・ヤヒヤ・ラーシド
マリオットインターナショナル勤務、マリオットパリのマネジャー、
問題はこれらの閣僚を支える各省の幹部に、誰が就任すのかということであろう。軍人からか民間人が当たるのか。