トルコ最大の都市、イスタンブールの中央部に位置する、バイラム・パシャの地下鉄駅近くで、爆弾が爆発した。
この爆弾事件で、5人が負傷した模様だが、いまだに詳細は伝えられていない。しかし、現場には多数の救急車が、駆けつけたということであるから、あるいは負傷者はもっと、出ているかもしれない。
爆発物については、手製のパイプ爆弾だという説もあれば、手榴弾だという説もある。それ以外には電気系統の故障による、爆発だとも言われている。だが状況を推測すると、爆弾であった可能性が、高いのではないか。
現場近くに、警察のバスが駐車していたために、警察がターゲットだった、という説もあるが、これも不確かな情報だ。
サウジアラビアのアルハヤート紙は、この事件と、先にアンカラで10月に起こったテロ事件とを、関連付けたがっている。つまり、公式発表で103人(実際には126人が犠牲といわれている)が犠牲になったアンカラ・テロ事件だ。
そのことは今回の犯行(?)が、クルド人あるいはPKK(クルド労働党)によって行われた、と言いたいのであろう。
現段階では断定する情報は、公開されていないが、ロシアがトルコのロシア戦闘機撃墜に、報復としてPKK(クルド労働党)にやらせた、可能性もあろう。もし、そうであるとすれば、第二、第三のテロ事件が、起こるのではないか。
推測はこの程度にしておこう。だがトルコが危険度を上げているというのは、正しい判断ではないかと思われる。トルコにはなるべく行かないほうがいいだろう。私は12月9日から14日まで、トルコに行っては来るが。