『きな臭くなってきたサウジ・爆弾工場発見』

2015年10月 4日

 

 103日サウジアラビアの治安部は、リヤドの爆弾工場を発見、その関係者2人を逮捕した。逮捕されたのはシリア人のヤーセル・ムハンマド・アルバザージと、フィリピン人だった。

 彼らが属しているのが、アルカーイダなのか、IS(ISIL)なのかは、いまのところ不明だ。サウジアラビアでは今年に入り、幾つものテロ事件や、テロ関連の出来事が起こっている、サウジアラビア東部のモスクが、爆弾テロにあったのは、IS(ISIL)によるものだった。

 サウジアラビアでは、IS(ISIL)にシンパシーを感じている、サウジアラビア人が数百人逮捕された、と伝えられている。そして、これらのシンパサイザーの逮捕と同時に、爆発物や武器が捕獲されてもいる。

 サウジアラビアのアメリカ大使館は、サウジアラビアの東部地域には、石油関連企業で働く、アメリカ人が多いことから、警告を発している。なかでも外国人が居住するコンパウンドや、ショッピング・モールは危険だと伝えている。