ノルウエーの15歳の少女2人が、トルコの南東部で不明になっている。一人はミア・エミリエ・ハウンゲンさん、もう一人の名はイダ・マリエ・ノルランドさんだ。失踪してからすでに、5週間が経過しており、彼女らのトルコのビザは、既に期限が切れている、ということだ。
トルコ警察は二人の少女の写真を持って、現地で捜索しているのだが。いまだに手掛かりは、つかめていないようだ。ミア・エミリエ・ハウンゲンさんは彼女の母親が、だいぶ前からトルコの南東部に、居住しているために、休日の観光も兼ねて、母親に会いに行ったようだ。彼女はトルコ語を上手に話すらしい。
母親がミア・エミリエ・ハウンゲンさんの携帯電話に電話したところ、他の人物が応えたということで、ミア・エミリエ・ハウンゲンさんが携帯電話を、売ったのではないかとも、考えられている。もちろん、奪われたことも、考えられるのだが。
また、ミア・エミリエ・ハウンゲンさんの元ボーイフレンドは、以前、トルコに入った後、彼女と電話で話すことが、出来ていたということだ。一説には、ミア・エミリエ・ハウンゲンさんと彼女の友人イダ・マリエ・ノルランドさんは、トルコ南東部のアランヤにいるのではないかとみられている。
彼女らがトルコ南東部で、失踪したというニュースは、どうしても、誰かに誘拐されたのではないか、と考えてしまう。この地域は極めて危険なのだから、そう考えても無理はなかろう。
いずれにしろ、今のトルコは、イスタンブールやイズミールといった観光都市を含め、一般的に危険度が上がっているし、特に南東部はクルドのテロリスト、シリア難民、IS(ISIL)が跋扈しており、危険極まりなかろう。日本人は余程のことがない限り、トルコ南東部には入り込まないほうが、安全であろう。