『信じ難いニュースISの蛮行と予告』

2015年8月 9日

 

IS8ISIL)がメルケル殺害予告

ISISIL)がドイツとオーストリアで、ジハードを大々的に展開する、と宣言した。そればかりか、ドイツではメルケル首相を、殺害すると主張している。

 ドイツには多数のムスリムが居住しており、彼らの一部は差別されていることも事実だ。

 従って、ドイツにはIS(ISIL)の主張に、同調する輩も多いと思われる。

 これが実際に動き出せば、ヨーロッパ全域に広がり、当然のことながら、ヨーロッパに居住するムスリムは、IS(ISIL)に関係あろうが無かろうが、厳重な監視下に置かれることになろう。

 それは、新たな緊張関係を、ヨーロッパ人『クリスチャン』と、ムスリムとの間に、生み出していくことになろう。それはテロを誘発し、ヨーロッパも不安定な社会状況に、陥るのではないか、と懸念される。

 

IS(ISIL)がイラクのニネベで2000人処刑

 イスラエルの国防相が、イラクのニネベ市で、IS(ISIL)2000人の住民を、殺害したことについて語っている。

 しかし、この情報の裏は取れておらず、実際に起こったのか否かは不明だ。

 以前にも、IS(ISIL)が今年8月の始めに、1000人のモースルの住民を、殺害した、というニュースが流れたが、これも確証が得られていない。

 これらの大量殺戮ニュースは、多分にIS(ISIL)による、脅迫の宣伝ではないかと思われるのだが。そうあって欲しいものだ。

2000人の処刑がもし実際に行なわれた場合、その死体の処理は、容易ではあるまい。しかも、いまは夏の盛りであり、死臭が酷いだろう。まさか埋葬しないで、放置するわけではあるまい。

いかなる戦争や闘争でも、宣伝はひとつの有力な武器になっている。今回のこれらのニュースは、多分に宣伝戦ではないかと思われる。ドイツでのメルケル首相暗殺についても、然りであろうし、そう信じたい。