トルコのメイダーン・デイリー紙が、とんでもないニュースを伝えた。それは『トルコは偽パスポートを、IS(ISIL)のメンバーに10万冊も配布した。』というものだ。
このトルコが配布したパスポートでIS(ISIL)のメンバーはトルコに入国し,シリアやイラクに移動しているということだ。トルコはシリアやイラクに向かう戦闘員が、無事にトルコに入国できるよう、世界中でこの偽パスポートを、配布しているということだ。
すでに、ウイグルからは偽パスポートを所持し多人たちが、中国、タイ、マレーシアを経由して、5万人がトルコに入国しているということだ。彼らは短期間トルコにとどまり、観光でもしているのであろうか、その後にシリアに入っている。
彼ら偽パスポートを持ったウイグル人たちは、一旦トルコの空港で捕まるが、その後釈放されている。トルコには秘密の法律があり、ウイグル人に対する、特別な対応があるらしい。その結果で、ウイグル人たちはシリアやイラクに、向かうことができているということだ。
トルコはこればかりではなく、IS(ISIL)への戦闘員のトルコからシリアやイラクへの移動を、黙認していることはよく知られているが、そのことに加え、IS(ISIL)から石油も買っているということだ。述べるまでもなく、その石油はIS(ISIL)が、シリアやイラクで盗掘したものだ。
また、IS(ISIL)の戦闘員が負傷した場合、トルコの病院で治療も受けている。トルコはIS(ISIL)のスポンサー的(擁護者)な立場にある、ということであろう。
しかし、トルコ政府は最近になって、IS(ISIL)のテロ行為を、激しく非難するようになったし、彼らの行動はイスラムとは、何の関係もないと言っている。まさに二枚舌というべきか、言行不一致といえるような、行動ではないのか。それを喜ぶ国は何処なのか?アラブ湾岸の一部の国か、あるいは欧米のどこかの国かを、考えてみたいものだ。