サウジアラビアのアメリカ領事館は、領事事務を日曜日から月曜にかけて、停止することを発表した。これはリヤド、ジェッダ、ダハランの領事館全てが対象だ。
同時にアメリカ大使館は、アメリカ国民の不必要な、サウジアラビア国内での移動を止めるよう勧告している。特に西側の石油関連従事者に対して、警告しているが、それはしかるべき情報に基づいて、発出されたものであり、石油の豊富な東部サウジアラビアで、特に危険が高まっているようだ。
サウジアラビアでは昨年10月にテロ攻撃があり、一人が殺害されもう一人が負傷している。
しかし、アメリカ大使館はどのテロ組織が、テロを計画しているのか、といった詳細については、何の情報も伝えていない。サウジアラビアでもIS(ISIL)やヌスラの様な組織が、活動を本格化するということであろうか?
日本の駐在員も、事件に巻き込まれる危険性はあるわけだから、十分警戒すべきであろう。