トルコを代表するビジネスマン一人である、サンジャク氏が所有するスター・メデイアの編集長ムスタファ・カラーリヨル氏が首になった。それはスタッフのボイコットによるものだとされているが、そればかりではないようだ。
ムスタファ氏が首になった本当の理由は汚職のようだとされている。そのことに加え彼の給与が45000ドルと、極めて高給であったことも問題とされたようだ。彼はスター・デイリー紙に加え、カナル24テレビの編集長でもあった。
ムスタファ・カラーリヨル氏はエルドアン大統領の、強力な支持者であったことを考えると、今回のことは今後のトルコの政治の流れを、示唆するものではないかと思われる、
トルコの友人のルートから最近入ってきた情報によれば、幾つかのエルドアン大統領が敵対していた組織や、個人との関係が修復の方向に、向かっているということだ。
今回のムスタファ・カラーリヨル氏の首は実は、その辺に本当の理由があるのではないか。つまり、あまりにも明確にエルドアン大統領礼さんの報道をしていては、今後の変化の波に、スター・メデイアが乗っていけなくなる、ということではないのか。